株式会社富士ソーイング

CROSS TALK

縫製という仕事、
選んだ理由と心構え。

当社の若手社員たちに、年齢や性別、職種やポジションの垣根を越えて、率直なホンネのクロストークを実施。
彼らが縫製の仕事を選んだ理由やこれから入社を考える人へ向けての心構えを語ってもらいました。

「入社のきっかけを教えてください」

工藤

私は高校を卒業して18歳で入社しました。きっかけは高校の会社見学がきっかけでした。実際に現場を見てここで働きたいと思いました。見学する中で、ミシンを扱うことにとても憧れを抱きました。ただ、今は検品なのでミシンを扱うことはないのですが。笑 でも自分に合っている仕事内容で充実しています。

「ミシンを扱う部署に配属されるのは経験者のみなんですか?」

長南

基本的に新卒、高卒の方で未経験からのスタートになるので・・工藤さんが検品の部署に配属されたのはきっと当時の工場長の采配だと思いますね。

工藤

私が入社したときは6〜7人いましたが、それぞれ配属先を分けられて、ミシンの担当になった人は練習していましたね。私は最初からまとめの部署に入ったのでミシンは使えず。笑 本縫いミシンやロックミシンは使えませんが、ホールミシンなどの特殊ミシンを使ったりしています。本縫いミシン以外にもいろいろなミシンがあることを知り、いい経験になりました。

伊藤

私は入社して10年くらいです。もともと専門学校を出ていたので服飾は興味があったのですが、前職は電子部品の組み替えという全く違う仕事だったので転職するのも最後だなと思い、服飾関係が良いなと思いハローワークで探したところ富士ソーイングを知りました。専門学校の頃に他の会社でしたが工場見学をしたことがあり、仕事の流れのようなものはイメージができていたので実際に入ってからのギャップは少なかったです。

松田

私は3年目のまだ新人ですが、元々手先を動かすことが好きで、編み物などもしていました。ミシンを使って何かを作りたいという思いから、この職場を選びました。黙々と作業するのが合っていると感じ、器用だと自負しています。服を作るプロセスに憧れを抱き、未知の世界にワクワクしています。縫製部門での経験を経て、検品の部署に移り、製品がお客様のもとに届くまでの全過程を知ることができ、とても嬉しいです。

「仕事に対する心構えは?」

工藤

部署としては数を間違えると大変なことなので、ひとつひとつしっかり見るということ。前に言われたことは、しっかり覚えておくこと。他の製品でも同じ点に注意すべき時が多いので、少しでも疑問に思ったことがあれば、すぐに工場長に相談するようにしています。

伊藤

次の仕事をする人に対して、仕事をやりやすいように配慮すること。それは自分に仕事が来る時にも言えることなので。それは心がけています。

松田

先輩方が素晴らしいことを言っている中で、私から言うことは・・・と言う感じですが、新人の立場から、とても基本的なことですが報連相ですね。
自分で決めつけずに、何かあればすぐに報告・連絡して相談してわからないことがあればすぐ聞いて、前はこうだったから今回もこうだろうと決めつけずに相談する。流れを悪くしないようにとは気をつけています。

「仕事を覚える上で大事なことは?」

工藤

私は長く在籍しているので、「これは当たり前」と思うことがあっても、そういう部分は伝え忘れないようにしています。「これは当たり前のことだから言わなくていいや」ではなく、1から10まで伝える時はきちんと伝えようと心がけています。

伊藤

機械の操作で工程数が多いものは書いて覚えました。3〜4ページにわたってメモしましたね。とにかく最初は書いて覚えました。人に聞くのも、もちろん大事ですが、聞く時は相手の手を止めることになるので、教えてもらう時はそれを見て次から1人でできるようにしっかりメモを取ることを意識しています。

松田

私も、次同じ間違いをしないようにメモをとりますね。

「これまでの大きな失敗は?」

工藤

入りたての時は生地を切ってしまったことも。あと特殊ミシンでホールを開けると後戻りできないので、それが怖くて嫌だなと思う時期もありました。初めはこれ切ったらもう終わりだ~と恐怖でしたね。対処法を教えてもらってからは、枚数をこなせるようになりました。

伊藤

最後に下げ札を下げるのですが、その下げ間違い。出荷前に気づけば良いのですがトラックが行ってしまってから戻ってきてもらうというのは、本当にショックですよね。

松田

検品は立ったまま同じ作業をするので、特にお昼過ぎてからはボーッとしやすくなります。眠気との勝負で目を見開きながら気を抜かず頑張ってます。
眠気対策でお昼にブラックコーヒーを飲みます。

「どんな人と一緒に働きたいですか?」

工藤

長く働くには人間関係はとても大事だと思うので、相談しやすい、話しやすい人がいいなと思います。

伊藤

私も人間関係は大事だと思って、辞める人ってそこで辞めていくんだと思います。みなさん優しいし、話しやすいし。辞めたいと思ったことはないですね。

松田

優しい人というのは1番大事ですね。どこの部署の先輩も1から10まで私がわかるまで丁寧に教えてくださって「疑問が解決するまで聞いていいからね」と言ってくださる方もいます。だからこそ仕事も早く覚えられますし相談もしやすいので、ミスが減りますしとても良い環境だなと思っています。

長南

コミュニケーションが取れるかというところと、失敗に対して前向きに捉えられる人というのは大事ですね。特にこの会社はやりながら覚えることがたくさんあるので失敗はつきもの。なのでその失敗をネガティブに捉えてしまう人よりは、失敗は失敗として受け入れ、次に生かすために前向きに捉えられる人がいいと思います。

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